颯爽と剣を振るう貴族令嬢シルヴィア=ファン・ホッセン。現代版‘姫騎士’ともいえるこの誇り高き少女の願いは、守るべき国民と国のために生涯を捧げる事だった…いや、だったはず。親が勝手に決めてきた婚約者である有馬哲平と一夜を共にして数日、シルヴィアは自分の揺れる心に戸惑っていた。